中部電力からプルサーマル補助金 ― 2010年02月02日
中部電力のやり方は実に効果的で非常に賢い。自治体の弱点を攻撃する術を心得ています。そしてその後ろ盾を国が演じています。
これでは原発周辺の自治体や住民は、電力会社と国の奴隷同然になってしまう。そして、その状態から抜け出す事は絶望的に難しい。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100202/CK2010020202000148.html
浜岡プルサーマルの交付金配分率 従来通りで4市対協が合意
2010年2月2日
中電、新たに10億円負担
中部電力浜岡原発4号機のプルサーマル受け入れに伴う国の交付金配分率をめぐり、地元4市(御前崎、牧之原、掛川、菊川)の協議が難航していた問題で、4市で構成する浜岡原発安全等対策協議会(4市対協)の会長を務める御前崎市の石原茂雄市長は1日、「配分率は従来通りで合意した」と発表した。
中電は同日、プルサーマル実施に当たり、4市が行う病院医療設備の充実や消防設備の整備に要する費用の一部として総額10億円(4市各2億5000万円)の負担を発表。「今後のプルサーマル計画の円滑な推進、浜岡原発の安定的な運転のために必要で、有益と判断した」と説明した。昨年11月に4市対協から文書で要請を受けており、今後は各市と協議して支払い時期を決める。
国交付金の配分率については、国から県に5年間で総額60億円が交付されるが、県は地元4市に全額配分する方針を示している。
浜岡原発を立地する御前崎市は、既存の電源三法交付金と同じ率(御前崎68・5%、牧之原17・2%、掛川と菊川が各7・15%)で周辺3市に理解を求めていた。一方、掛川市が御前崎市分を減らし周辺3市に上積みするよう提案し、菊川市も見直しを訴えていた。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100202ATFS0102W01022010.html
プルサーマルの交付金制度復活 経産省、同意の自治体に
経済産業省資源エネルギー庁は、原子力発電所の使用済み核燃料を再利用する「プルサーマル発電」に関する交付金制度を復活し、同発電の実施に同意した地方自治体に最大30億円を支払う。1日、原発が立地する自治体に通知した。同発電を実施している原発は九州電力玄海原発(佐賀県)の1基だけ。同庁は交付金の復活で自治体の同意獲得を狙う。
交付金は7月末までに同意した自治体には30億円、8月~2011年3月までに同意したら25億円を支払う。それ以降は11年度は20億円、12年度は15億円、13年度は10億円、14年度は5億円。同意の時期が遅いとそれだけ金額が減る仕組みで、早期同意を促す。(07:00)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100201-OYT8T01262.htm
榛原病院、医師20人体制 徳洲会と協定
榛原総合病院(牧之原市)の民営化問題で、医療法人徳洲会グループは1日、同病院の指定管理者を受託する基本協定を、牧之原市と吉田町でつくる病院組合との間で締結した。
調印式は同日、東京都内で行われ、徳洲会グループの徳田虎雄理事長と病院管理者の西原茂樹・牧之原市長が協定書に調印した。
基本協定は、同グループの医療法人沖縄徳洲会を10年間指定管理者とすることや、救急医療など政策的に必要な医療の提供のための費用として、病院組合から徳洲会側に年間3億6000万円の「地域医療交付金」を支払うこと、逆に徳洲会側は施設の賃借料などとして病院組合に年間6000万円の「指定管理者負担金」を支払うこと――など41項目からなる。民営化後は、徳洲会側の医業収支に対し、両市町からの赤字補填(ほてん)はしないことになる。
締結後、医療法人徳洲会の鈴木隆夫専務理事や西原市長、病院の茂庭将彦院長らは静岡市内で記者会見。鈴木専務理事は「茂庭院長をサポートするため、組織を挙げて取り組む。何が何でも(病院再建を)成功させたい」と話した。経営の見通しについて、同席した徳洲会東京本部の中川和喜事務局長は「もうける必要はないが、黒字化は絶対条件。徳田理事長も『2年以内に黒字になるだろう』と言っている」と述べた。
また、指定管理移行後の診療体制について茂庭院長は、徳洲会側から3月に総合内科4人、外科1人、救急1人、4月には循環器科2~3人、心臓外科2人の計約10人の医師が派遣されることを明らかにした。病院に残る医師と合わせて3月からは約20人の体制で診療を始めることになる。大幅な診療制限が続いていた総合内科は、3月から外来、入院ともに受け入れが可能になる見込みという。 (2010年2月2日 読売新聞)
徳洲会に地域医療交付金として月額3千万円 ― 2010年01月29日
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001001280004
榛原総合病院 「徳洲会に委託」可決
2010年01月28日
経営難の榛原総合病院(牧之原市)の経営委託を協議していた同病院組合管理者の西原茂樹・牧之原市長は27日、特定医療法人沖縄徳洲会(沖縄県、徳田虎雄理事長)を病院運営の指定管理者とする議案を同市と吉田町が構成する組合議会臨時会に提出、全員賛成で可決された。これを受け、2月初めに基本協定を結ぶ方針。民営化移行は国の認可を待って、早ければ3月1日、遅くても4月1日には実現する見通しという。
西原市長は昨年6月に同病院の経営悪化に伴い民営化移行を表明。7月に指定管理者を全国公募したが、応募はなかった。このため、8月から徳洲会グループと個別交渉していたが、話し合いが難航。当初予定の9月移行が延び延びとなり、地域住民に不安を与えていた。沖縄徳洲会は県内では2005年に静岡徳洲会病院(静岡市)を開設しているが、公立病院を経営受託するのは初めてという。
西原市長は提案理由で「医師不足で診療体制を縮小しなければならなくなった病院を地域の中核病院に再生するには、確固たる理念と強固な組織力を持つ徳洲会にお願いするしかなかった」と説明。茂庭将彦院長も「半年間協議する中で、地域医療に真摯(しんし)に取り組んでいる法人と感じている」と述べた。議員側から異論は出なかった。
今後結ぶ基本協定では、指定期間を2020年3月までの10年間とし、病院建物の維持管理費を病院組合が負担、診療報酬などは徳洲会の収入になる。救急医療などの政策的医療サービスに要する地域医療交付金として、病院組合が徳洲会に月額3千万円を出し、同会が月額500万円の賃借料を組合に支払う。5年後に協定内容を見直すとしている。
牧之原市と吉田町は今年度、一般会計予算から病院財政支援金計約20億円を支出している。これは予算の1割を占める額。民営化になると、人件費の削減などで10年度から3年間は、収支不足額が15億円台に下がり、最新医療機器のリース代や職員の退職手当債などの支払いが終わる15年度以降は11億円台に圧縮される見通しという。両市町は「負担軽減につながる」と話している。
一方、徳洲会の病院経営方針について、茂庭院長は経営受託時に総合内科3人、外科、救急部各1人、循環器内科2人の計7人の医師の派遣が決まったことを明らかにした。今後小児科医などの派遣も検討中で、24時間365日の2次救急患者の受け入れや、休診中の循環器内科などの診療を開始する。
経営委託を巡っては今年1月4日、徳洲会の経営幹部が牧之原市を訪れ、「余力があって引き受けるわけではない。窮状を聞いた徳田理事長が、見過ごせない、3月1日の受託を死守しろと言った」と述べ、決定がトップダウンだったことを明らかにしていた。
デパート売上高下落 ― 2010年01月23日
http://mainichi.jp/life/today/news/20100123ddm001020008000c.html
売上高:百貨店7兆円割れ 24年ぶり、下落率も最大--09年
◇スーパーは21年ぶり13兆円割れ
日本チェーンストア協会と日本百貨店協会は22日、スーパーと百貨店の09年売上高をそれぞれ発表した。スーパーの売上高は前年比4・3%減の12兆8349億円、百貨店は同10・1%減の6兆5842億円に落ち込んだ。スーパーの売上高が13兆円を割り込むのは21年ぶり。百貨店の7兆円割れは24年ぶりで、過去最大の下落率だった。
年間売上高の減少はスーパーが6年連続、百貨店は13年連続。雇用不安や所得減を背景に消費者の節約志向はリーマン・ショック後の08年末から鮮明になった。昨年12月単月の売上高は、スーパー、百貨店ともに5・0%の減少となり、消費抑制の動きは続いている。
スーパーの部門別では、消費者の「巣ごもり」現象が追い風となった食品が前年比2・6%減にとどまったが、衣料品は10・8%減、住宅関連品は4・8%減となり、全体では01年以来8年ぶりの落ち込み幅となった。価格競争の激化で、客足が一時的に回復しても、単価下落で売り上げは反転しないデフレの状況が続いている。
百貨店も、食品部門は4・6%減だったものの、衣料品は13・2%減、宝飾・貴金属が15・3%減など高額品ほど落ち込みが激しく全体では初めて2ケタの減少率となった。
長引く消費の低迷に加えて、「ユニクロ」や「ニトリ」に代表される専門店や、「楽天」「ヤフー」などのインターネット販売専門業者が小売業界でのシェアを拡大し、顧客を奪う構図もスーパー、百貨店に共通の課題になっている。ネットショッピングの市場規模は09年度に6兆5700億円前後になると野村総研などは推定しており、百貨店の市場規模はコンビニ業界に抜かれたのに続き、ネット市場を下回るのは時間の問題になっている。【大塚卓也】

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